右玉の天敵！？【地下鉄飛車】の倒し方

皆さん、こんにちは！

あゆみです！

皆さんは、苦手な戦法ってありますか？

「右四間飛車」

「ゴキゲン中飛車」

「石田流」

「嬉野流」

攻撃的な戦法とはカリスマ的な人気と共に、嫌う人も多いものです。

右玉党にとって最も苦手な戦法と言えば

「地下鉄飛車！！！」

で、間違いないでしょう！

あゆみも何度も負かされてきました。。。

そんな右玉党の天敵、

「地下鉄飛車」の攻略法について少し解説していこうと思います！

まず最初に注意するのが、

①相手が「地下鉄飛車」にしてくるかを見極める

当然ですが、相手が地下鉄飛車で来るかどうかは分からないので、

こちらが「おっ地下鉄飛車やってきそうだな」と早期に判断する必要があります。

見極めるポイントは大きく３つあります！

①飛車が一段目にいる

②玉が「中住まい」もしくは「土居（どい）矢倉」

③銀を手損で引いてくる

①は必然ですね。しかし通常の角換わりなどでもよくあるので、この段階では

「ふーん、飛車引くんだ」くらいに思っておきます。

②ここで地下鉄飛車が濃厚になってきます。特に中住まいは、

すぐに地下鉄飛車にできる状態になるので、絶対に隙を見せないようにしましょう。

ちなみに土居矢倉とは、

こういう守りのことです。

③もう確実です。もしやって来なくても、

感想戦で「地下鉄飛車やろうとしてましたよね」と聞けば

「狙ってたんですけどねぇ」と必ず答えると思います。

桂馬を跳ねたいのでせっかく上がった銀を引きます。

あやしい・・・

②地下鉄飛車シフトを組む

さて相手が地下鉄飛車だと分かったら飛車を１一に移動させられる前に

地下鉄飛車シフトに組みましょう。

地下鉄飛車シフトとは地下鉄飛車に対応できる布陣の意味です。

（今、考えました('ω')）

こんな感じです！

注意点は主に２つあります。

①絶対に玉は３八に動かさない

 

②５六に角を打つ

①これは単純でどうせ１筋から攻められるのに、

わざわざ近づくようなことはしません。

②そしてこの角が地下鉄飛車シフト最大の肝です。

地下鉄飛車は必然的に両方の桂馬を跳ねる必要があるので、

その二つの桂頭に狙いを定めて攻撃を仕掛けます。

つまりこの地下鉄飛車シフトは、

地下鉄飛車を受け止めるのではなく、

”やられる前にやってやろう”

という作戦なのです（笑）

是非ともお試しくださーい！

ではでは～