初心者が右玉を指しこなす3つのポイント
皆さんこんにちは、あゆみです!
前回、『初心者に右玉をおすすめする3つの理由』という記事を上げましたが、
初心者に右玉をおすすめする3つの理由 - あゆみの将棋応援Blog
右玉をこれから指していく中で、気を付けて欲しいポイントがいくつかあります。
続きを読む初心者に右玉をおすすめする3つの理由
皆さんこんにちは、あゆみです!
終盤の考え方
終盤は勝ち負けに直結する最も重要な場面です。
″攻めるべきか、守るべきか″を正しく判断する必要があります。
次の局面を見てください。
ここから相手玉を詰ますには、▲1三とと金取り、▲1二金と打つ必要があります。つまりあと2手必要ということです。
一方、自分の玉は9八金と打たれると詰みです。つまり相手はあと1手必要ということです。
この場合、先手は攻めると相手に詰まされて負けてしまうため、必ず守る必要があります。例えば▲9八金と打って守りを強化したり、▲8九玉と王様を逃がしたりなどです。
では次の局面です。
こちらは変わらず、詰ますのにあと2手必要ですが、相手側はどうでしょう?△9八銀は▲同銀でダメなので、△8七ととしてから△9八銀の2手必要となります。どちらも同じ2手です。しかし手番はこちらなので▲1三とと攻めることができます。
これをまとめると
攻めるか守るかの判断基準は
1,玉を詰ますまでにお互いが何手必要か考える
2,自分の数が相手より小さければ攻める。大きければ守る。
3,同じ場合は手番なら攻める。相手の手番なら守る。
ということになります。
この一連の流れを速度計算などと呼び、これが正確であればあるほど、終盤力が高いと言えます。
では最後に練習問題として1問考えてみましょう。
局面は後手が△4八ととした場面です。
次に先手は攻めるか守るかどちらが良いでしょう?
正解は▲4八銀と守る必要があります。
先手は▲3二とすれば▲2二角成や▲2二と等で詰むのであと2手必要となります。
一方後手は、ここから△3九角と打つと以下、同金は同龍から、1八玉は2八飛、1七玉、2五桂、2六玉、3五金までの詰みです。
つまり詰ますまでの手数はこちらが2手、相手が1手となるため守る必要があります。
初心者さんがしやすい反則ランキング
初心者さんがしやすい反則ランキング
前回の記事でもご紹介したように将棋にはいくつか禁止事項があり、それをしてしまうと即反則負けになります。
その中でも特に初心者さんがやってしまいやすい反則をランキング形式で6つ紹介したいと思います。
続きを読む