あゆみの苦手な戦法② 角換わり棒銀
皆さん、こんにちは!あゆみです!
あゆみの苦手な戦法第2弾として角換わり棒銀を紹介します!
こんなやつです!
(便宜上、盤面を反転しています)
居玉のまま仕掛けてくるのですが、途中で華麗な技もあり、とても厄介なんです!
銀がどんどん上がってくると「あっ!きやがった!」と心の中で叫んでしまいます(笑)
今回はそんな単純ながら破壊力抜群の角換わり棒銀とその対策について紹介していきます!
▲1五歩の仕掛けからは以下は、
△同歩、▲同銀、△同香、▲同香とおなじみの手順が続きます。
ここで△1三歩と受けます。
もう少し自陣の整備ができていれば、放置して攻めるような選択もありますが、まだ居玉同士なので丁寧に指していきます。
ここで▲1二歩!と手筋が入ります。
▲1一歩成を受けるには△2二銀か△2二角しかありませんが、ここで角を使ってしまうのはもったいないので、△2二銀とします。
以下、▲1一歩成、△同銀と銀を下に引きずり込んで・・・
▲8四香!!!
早くも二つ目の手筋が入ります!
△同飛と取るしかありませんが・・・
▲6六角で飛車と銀の両取りがかかってしまいました。
しかし、これも定跡の手順で、△7五歩と軽く受けます。
以下、▲1一角成、△3三桂、▲1三香成。
ここでは△6五桂や△7六歩、△6二玉など選択肢が多い局面ですが、いずれにしても中央に狙いをつけて攻めていくようなイメージで指すと良いと思います。
以下、△7六歩、▲同銀、△5四飛とやはり中央を攻めていきます。
ここでは受ける手が難しく▲5八金なら、△3九角。▲6八金なら△5五香や△3五角。▲6八玉にも△3五角のように攻めが続きそうです。
なので相手も攻めてくることが予想されます。
一例として▲2三成香。
以下、△同金、▲2四歩、△2七歩。
▲同飛は△1六角で攻めきれそうです。
なので、以下▲2三歩成、△2八歩成、▲3三馬と進み、
ここで6二玉から逃げられるのが大きく、この局面はこちらが指しやすいと思います。
なので細かいですが、この形を指す場合は、序盤で必ず△6二銀ではなく、△7二銀を指しましょう。
相手の攻めの銀を位置をみて、△6二銀と△7二銀を指し分けられれば、かなりの上級者だと思います!
以上で紹介を終わります!
棒銀の威力を感じて頂けましたでしょうか!?
攻めを手筋が満載で魅力的な戦法だと思います!
ただ、あゆみにはなるべくしてこないでください・・・(泣)