あゆみの苦手な戦法①
皆さん!将棋エンジョイしてますか!?
あゆみです。
今回はあゆみの苦手な戦法である、
角換わり戦での早繰り銀+角打ちの速攻について考察していこうと思います。
角換わりにおいて早繰り銀をされるのが苦手・・・
という方は結構いるのかなぁと思います。
特に右玉党のあゆみからすると、「せめて玉だけでも移動させて!」と感じます(泣)
その中でも特に嫌なのが、この居玉からの角打ち!
8筋突破を見せつつ、3五歩からの桂頭攻めも見せています。
もう見るのも嫌!(笑)
ということで対策を考えていきます。
まずは▲5六歩。
やはり右玉党としてはここを突いておきたいです。
ここで△3五歩が嫌な手です。▲同歩なら△3六歩で早くも桂損確定です。
しかし△3五歩には強く▲5五歩!
以下、△3六歩、▲5四歩、△3七歩成、▲3四歩!
ここで金頭に歩を打つのが好手。金が動けば▲1五角から、と金が取れます。
なので、以下△2八と、▲3三歩成、△同桂、▲5七歩成。
飛車は取られましたが、十分先手も戦えそうです。
実際、評価値は先手+400ほどあります。
途中△2八とではなく、△4七とであれば、
以下、▲同金、△3四金、▲5七歩成。
これは▲4三角や、▲5二歩、△同金、▲7一角などがあり、先手勝勢です。
なので、すぐの△3五歩は何とか対応できそうです。
次に△8六歩からの攻めを見ていきます。
以下、▲同歩、△同銀、▲同銀、△同飛。
△同銀の瞬間、▲8三歩なども考えられますが、ここはシンプルにいきます。
続く▲8八歩には、後手も止まらず△8七歩と合わせてきます。
以下、▲5五歩。
ここで▲5五歩と角取りを見せつつ、玉頭へプレッシャーをかけます。
もしこの手に△8八歩成と勝負してきたら、▲7七金で先手優勢になります。
▲5五歩に3二角と引かせてから、
▲8七歩、△同角成に▲7五角。
角成りに▲同金と取らず、飛車取りと5三角成りを見せて▲7五角と打ちます。
以下、△7六飛なら▲7七歩、△7五飛、▲8三金。
△8五飛なら▲7七桂、△同馬、▲同金、8九飛成、6九銀。
いずれも互角の形勢です。
うむむ・・・思っていた通り手ごわい戦法です(泣)
ただ、ちゃんと対応すればすぐに潰されることはなさそうです。
もっと研究せねば!!!
ということで考察は以上です。
また気になる戦法があれば記事を書いていきます!