将棋用語を覚えよう!
将棋をもっと身近に楽しむために、将棋で出てくる言葉を覚えましょう!
【あ】
合い駒・・・飛車、角、香車で遠くから駒を狙われた時、その間に駒を置いてブロックすることです。
悪手・・・悪い手を指した時に使います。
【い】
居飛車・・・戦法の分類です。将棋の戦法は大きく分類すると居飛車と振り飛車に分かれます。
【う】
馬・・・角が成る(パワーアップする)と馬になります。とても強力な駒で主に守りに使うことが多いです。
【お】
王・・・実際の駒には王と玉の二種類が存在し、上手が王、下手が玉を使うという決まりがあります。
王手・・・駒が王を次に取れる位置に居ることを示しています。(ちなみにUNOのように『王手!』と宣告する必要はありません)
【き】
疑問手・・・悪手ほどではないが、あまり良くない手を指した時に使います
。
【こ】
好手・・・悪手と反対で良い手を指した時に使います。
駒台・・・取った駒を置く台です。取った駒は乱雑に置かず、相手が見えやすいようにきれいに並べましょう。
【さ】
さばく・・・飛車や角などを上手に使うことを表しています。
最善手・・・その局面で最も良い手という意味です。
【せ】
先手・・・先に指す人のこと。後から指す人は後手と呼びます。
千日手・・・何度指しても同じ局面になること。こうなった場合、先手と後手を入れ替えて最初からやり直します。
Z(ゼット)・・・この瞬間は絶対に詰まないという形のことです。由来は是(ぜ)=完全なるという言葉からきていると言われています。
【そ】
俗手・・・平凡な手。普通の手という意味で使います。
【ち】
長考・・・一手指すのに長い時間を費やすことです。プロの世界では一手に5時間以上かけた棋士もいます。驚きですね。
【つ】
詰み・・・次に王が確実に取れる状態のことです。
詰めろ・・・『次の次に王が確実に取れる状態になりますよ』という意味です
【と】
投了・・・負けを宣言すること意味します。その際は駒台に手を添えて『負けました』『(次に差す手が)ありません』と言って頭を下げます。
と金・・・歩が成る(パワーアップする)とと金になります。動きは金を同じなのに相手に取られても歩に弱体化するので安心と、とても使い勝手がよく『マムシのと金』と恐れられるほど相手にすると凶悪な駒です。
【に】
二歩・・・歩を同じ列に2枚並べることで反則を意味します。初めの内はとても間違いやすく、相手も気づかずそのまま対局が続くということもあるくらいです。歩を打つときはしっかり確認しましょう。
入玉・・・玉みずから敵陣に侵入すること。
【ね】
粘る・・・負けそうな時に諦めず守り続けることを粘ると表現します。攻め以上に技術が必要で精神的にも強くなければいけません。
【は】
盤・・・将棋の駒を並べる土台のことです。紙で作ることもできます。ちなみに400万円以上する盤もあるそうです。
【ひ】
必至・・・『次の次に王が確実に取れますよ』という意味で詰めろと似ていますが、詰めろは相手が防ぐことができますが、必至は相手がどうあがいても必ず次に詰ますことができる状態を表します。「必ず死に至る」で必至です。
【ふ】
振り飛車・・・戦法の分類でさらに四間飛車、中飛車、三間飛車など細かく分類されます。
【ほ】
ポカ・・・悪手と同じような意味ですが、主にうっかりミスなどで使います。
【も】
持駒・・・取った駒のことを意味します。
【ら】
乱戦・・・飛車や角が縦横無尽に動き回るような対局を表します。文字通り激しい戦いになります。
【り】
龍・・・飛車が成る(パワーアップする)と龍になります。とても強力で攻めの主役として活躍します。
両取り・・・一つの駒で二つの駒が取れる状態にあることです。片方が逃げてももう片方を取ることができ、どちらも逃げなければ好きなほうが取れます。